①推薦選抜の募集枠
北海道の公立高校入試では、筆記試験を主とした学力検査入試のほかに、推薦選抜による入試制度もあります。
規定上、誰でも出願できるというわけではなく、「出願する動機及び理由が明確である者」「 当該学科に対する適性、興味・関心及び学習意欲を有する者」「該当年度の卒業見込の者」という条件を満たしていなくてはなりません。
また、それぞれの学科によって募集定員の何%まで受け入れるかが異なっています。
〇 推薦による入学者の範囲
1. 農業に関する学科及び水産に関する学科においては、募集人員の範囲内の数とする。
2.普通科においては、募集人員の20%程度の数とする。ただし、募集人員が120名以下の場合は、募集人員の30%程度の数とする。
3. 総合学科においては、募集人員の30%程度の数とする。
4. その他の学科においては、募集人員の50%程度の数とする。
〇推薦出願できる学科
原則として、1つの高校の1つの学科に限って出願できる。ただし、農業・工業・商業・水産関係の大学科を第1志望とする場合に限って、同じ高校の同じ大学科に属する他学科を第2志望にできる。
②推薦出願の必要書類
推薦入学を希望する生徒は、、在籍する中学校長(以下「中学校長」という。)の推薦を得て出願することができます。
その際、次のような書類が必要となります。
〇中学校長の推薦書
※上記のように、推薦入試は自己推薦でなく学校推薦の形をとるため。
〇自己アピール文(右記書式のもの)
→志願動機、中学校での部活・生徒会、学習した内容に関することなどの自己アピール文を記入して提出する。
※図をクリックすると拡大して見れます。
〇農業・漁業自営者説明書(後継者用)
その他、通常の受験と同様に必要なものは、次の書類です。
〇入学願書
〇個人調査書(いわゆる内申書)
③推薦選抜の実施法
推薦選抜は、主に面接によって実施されます。面接の際は、服装や視線等に注意し、はきはきとした丁寧な口調で自己アピールすることが大切です。
とは言いましても、面接のみで選抜する学校の場合は、調査書の内容がかなりのウエートを占めますので、緊張せずに普段どうり頑張ればよいでしょう。
ただし、面接以外に作文を課す学校が全道で54校ありますので、それらの高校を受験する際は事前に練習していった方がよいでしょう。
その他、次のような内容を課す学校もあります。
〇英語の聞き取りテスト
・札幌旭丘(普通)、札幌清田(グローバル)、札幌開成(コズモサイエンス)、市立函館(普通)、室蘭清水丘(普通)、鹿追(普通)、釧路江南(普通)
〇英語による問答
・札幌国際情報(国際文化)、札幌清田(グローバル)、千歳(国際教養)、鵡川(普通)、鹿追(普通)
〇実技
・札幌平岸(デザインアート)、恵庭南(体育)
〇適性検査
・札幌旭丘(普通)、札幌開成(コズモサイエンス)
④推薦出願後の流れ
〇願書提出後…普通科も含め、推薦出願した生徒は出願変更はできません。
〇合格内定通知
→面接試験後、1週間程度で通知されます。内定者は、2月下旬までに入学確約書を提出しなくてはなりません。
〇不合格者の再出願(面接欠席者、内定辞退者を除く)
→推薦入試の面接受験を受けた上で不合格だった生徒は、当初の出願先に関係なく、一般入試の基準で再出願することができます。
※次のページに、各高校別の「推薦の要件」を記載していますので、ご参考にしてください。
