①得点分布・相関表の表わし方
学力検査の得点は、300点から12点刻みで25段階に表されます。その値を、(2)で記述した内申ランク(A~M)と合わせて表にしたものを相関表とよんでいます。
【得点段階詳細】
1:300~289点 2:288~277点 3:276~265点 4:264~253点
5:252~241点 6:240~229点 7:228~217点 8:216~205点
9:204~193点 10:192~181点 11:180~169点 12:168~157点
13:156~145点 14:144~133点 15:132~121点 16:120~109点
17:108~97点 18:96~85点 19:84~73点 20:72~61点
21:60~49点 22:48~37点 23:36~25点 24:24~13点
25:12~0点
【相関表の形式】
※この表は、傾斜配点を行う学校・学科には対応していません。傾斜配点を行う場合は、学校ごとに横軸の値を調整したものを使用します。
②相関表による合否判定(70%枠)
学力検査(入試)が終了し、各校が合格判定作業に入ると、入試点・学力点を上記の相関表に記入し、生徒の分布図を作成します。
分布表の中で上位70%に入る生徒の枠を定め、合格者を決めていくのが大まかな流れです。ただし、ボーダーラインを作成する際は、細心の注意が必要となります。
【例】定員10名の学校に、13名が受験した場合の判定方法
まず、13人分の内申ランク・入試点をもとに、表の中に分布を記入します。そして、青枠の部分のように7人分のボーダーゾーンを設定して、合格ラインを決定します。
ここで、表中の②と④の生徒のライン作成が微妙なところですが、同じマスの中にあっても、マス内の上位と下位が存在しているため、合算方式を用いて細かな調整をします。
仮に、②の生徒は内申点217、入試点266とすると、合算で483となります。④の生徒が内申点274、入試点220であれば、合算で494となりますので、④の生徒の方がポイントが上回り、ボーダー内となります。
現実問題として、相関表で判定するのはかなり高度な判断が必要な場合がありますので、非公式に合算形式を使って上位70%を算出する高校が多いとの情報です。
③内申ランクよりも内申点
受験生をもつ保護者の方に1つ申し上げます。合算方式で判定する場合、同一ランクでも20点の幅があることに注意していただきたいのです。
たとえば、最低内申ランクがEランクの高校を受験する場合、同じEランクでも上位(235)と下位(216)では、入試点で20点分の差が最初からあるということになります。
内申ランクが該当しているだけでなく、内申点を高く保つことが重要なのです。