①学区制度の意味
全日制普通科高校では、出願できるのは基本的に保護者の住んでいる地域の高校と定められています。その出願できる地域を示すものを学区といいます。
下図のように、北海道の公立高校は全道14支庁ごとに学区が定められています。ただし、中核となる進学校をかかえる一部の支庁では、さらに複数の学区に分かれている地域があります。
なお、2009年度入試より、石狩第1~7学区は統一され、石狩学区へと移行しています。
【注】複数学区に分かれる支庁は、上図のように4支庁あります。
a.空知支庁…南学区(岩見沢市周辺)、北学区(滝川市周辺)
b.胆振支庁…西学区(室蘭市周辺)、東学区(苫小牧市周辺)
c.上川支庁…南学区(旭川市周辺)、北学区(名寄市周辺)
d.網走支庁…西学区(紋別市周辺)、中学区(北見市周辺)、 東学区(網走市周辺)
②学区外受験の就学枠
全日制普通科の場合、進路選択の幅をある程度持たせるために、学区外受験枠を設定しています。定員に対する人数枠は、以下の4つのケースがあります。
a.石狩学区道立高校へ、他学区から受験する場合…各校定員の5%まで。
b.石狩学区札幌市立高校へ、札幌市以外から受験する場合…各校定員の20%まで。
c.石狩学区以外へ、他学区から受験する場合…各校定員の10%まで。
d.募集定員が120名以下の高校の場合…各校定員の50%まで、他学区から受け入れ。
なお、学区外出願者の人数が枠を超える場合は、それぞれの枠内の上位者から選抜されますが、枠を満たしていない場合は学区内受検者と合算されて、合格判定が行われます。
また、学区境界線地域においては、地域の実情に合わせた特例措置の設けられているケースもあります。詳細は、各学区のページでご確認ください。
③職業学科・専門学科・総合学科の学区制度
職業学科・専門学科・総合学科に関しては、上記の学区にとらわれず、全道1学区として出願できます。
ただし、札幌市立高校に併設されている以下の学科に関してはその限りではありません。普通科と同様に、札幌市外は20%枠となります。
・札幌開成高校(コズモサイエンス)、札幌啓北商業(未来商学)
・札幌清田高校(グローバルコース)※普通科の特別コース
なお、農業科・水産科に関しては、2009年度より道外の中学生に門戸を広げ、道内の1次産業を支える人材を確保するため、道外からの出願が各校定員の5%程度まで認められます。従来は、学校長が特別の事情があると認めることが出願の条件でした。該当するのは、以下の高校・学科です。
・大野農業、岩見沢農業(畜産科学)、遠別農業、美幌農業(農業科学)、壮瞥、
・静内農業、帯広農業(酪農科学)、更別農業(農業)、士幌、別海、中標津農業、
・小樽水産、厚岸水産と厚岸潮見の統合校
※次ページから、道央圏・道南圏・道北圏・道東圏にわけて、学区ごとの特例事項や転出入割合などを解説しています。