そもそも塾や家庭教師の指導を受けるのは生徒さんですから、①のように生徒の性格や志向性をもとに選ぶのが本筋です。
しかし、親御さんがそこにどれほど介入するかも、選択要素になることがあります。
(1)自分の子供が受ける指導内容が細かく気になる保護者の場合
月謝を出す以上、塾や家庭教師が自分の子供にどんな指導をするのか、気にするのはまあ当然です。しかし、その度合いによって「塾」「家庭教師」のどちらが接しやすいかが変わるケースがあります。
a.共稼ぎ等で多忙で、限られた時間内で子どもと接する親の場合
→はっきり申し上げて大手塾にはむきません。大手塾では細かな家庭連絡が期待できないからです。電話連絡などがマメな個人塾(含個別指導塾)か家庭教師の方がコミュニケーションがとりやすいでしょう。
b.母親または父親に時間的な余裕がある場合
→このケースなら、大手塾でも何とかなります。保護者が子供と指導内容、講師の言動などを密に確認することが出来、なおかつ保護者から塾へ連絡を取りやすいからです。大手塾なら預ける親から連絡を密にする方がベターでしょう。
もちろん、個人塾や家庭教師も同様ですが、同じ日にかけ持ちをしている家庭教師の場合、授業後の3者懇談ができない場合もあるので、ご注意ください。
【対応での注意点】
大手塾ならマニュアル化された指導システムがあり、個人塾や家庭教師なら生徒ごとに指導計画があります。そういった指導指針を塾に入れたり家庭教師を雇う前段階で、納得してから指導を受けさせましょう。
それを怠ると、「うちの子の場合は…」という利己的な発言が多くなり、講師との軋轢を生みます。大手塾は指導システムに子供がどこまで乗っていくかが重要ですし、プロ家庭教師ならその子に合った指導計画を立ててきます。親の考えが100%正しい的な対応をすると逆効果です。
(2)預けたら成績結果以外は気にしない保護者の場合
悪く言えば、私教育機関に丸投げするタイプです。まあ、どこに預けてもよいでしょうが、少しでも目が届く方がいいのでは?
a.大手塾…塾テストの成績表や連絡事項が郵送されることが最低条件です。生徒への手渡しの塾の場合は、闇に葬られるケースが多々あります。「学校の成績が伸びない!」と年度替りで不満を言うならともかく、志望校不合格後に失敗しない様に。
b.個人塾…比較的、塾側から連絡を取ってきます。電話などにはマメに出たほうがよいですが、それが面倒くさいなら、個人塾の良さは生かせません。
c.家庭教師…講師と話するのが面倒ならやめたほうがよいでしょう。このタイプの保護者には、家に第3者を入れたくないと思っている方も多いようです。
【対応での注意点】
子供本位で塾または家庭教師を選んでしまうケースが多いでしょう。①を読み返して、最低限、自分の子供に合った私教育機関を選んであげてください。
なお、私教育機関は、学校の代わりではありません。その辺を理解して、生徒さんを預けましょう。
〇集団塾または個別指導塾・家庭教師の選び方については、下のバナーからいけます。



