お子さんがある程度の年齢となり、「塾選び」「家庭教師選び」などの私教育選択の必要性が出てきますと、親御さんたちは頭の痛い問題が発生します。
なぜなら、「塾選びをする」とか「家庭教師選びをする」といった結論に至る前に、その必要性から考えなくてはいけないからです。
さて、お子さんの様子から、うまく感じ取って「塾選び」「家庭教師選び」を進めるには、次の手順でやってみましょう。
①子供に指導を受ける意思があるかどうかを確認する。
→特に小学生を塾に通わせたりするときには、要確認です。小学生から何らかの指導を考えるケースは、親御さんの意思が強く反映して、お子さんはそれほど意欲のないケースが呆れるほど多々あります。
「周りの人たちが塾選びを始めたから、うちでも……。」という主体性のない流された行動では、お子さんが大変なのはもちろんのこと、あずかる塾や家庭教師もたまったもんではありません。
ただし、小学生が自発的に「塾選び」や「家庭教師選び」を親に言うケースはかなり稀です。そこでお子さんとよくお話をしてみましょう。次のようなことに、お子さんが意志をお持ちでしたら、「塾選び」や「家庭教師選び」を勧めてみましょう。
〇将来、なりたい職業があるかどうか。職業までいかなくても、行きたい中学や高校、大学があるかどうか。
〇学校の勉強につまづいていて、何とかしたいと思っているかどうか。また、学校の先生と相性が悪く、勉強したいけど身が入っていないなども同意です。
〇同級生にいい意味でのライバルがいて、負けたくないと思っているかどうか。
以上の意思を少しでも表現できるお子さんであれば、前向きに考えてよいでしょう。ただし、親御さんのほうが前向きのとき、以上の意思確認は誘導尋問的になりがちです。
お子さんになるべく話をさせることがとても大切です。大人でも子供でも、説得では能動的には行動しません。能動的に行動するには、説得ではなく納得が必要です。
②「塾選び」「家庭教師(含む個別指導塾)選び」かを検討する。
※①の中で、あえて記述しませんでしたが、お子さんが「○○塾へ行きたい。」と具体的な塾名をあげて意志を表示する場合があります。
そこで「うちの子もやっと勉強に目覚めたか。」と短絡的に喜んでは、失敗する可能性のほうが高いのです。親御さんは舞い上がらずに①の3項目の確認をしてから考えてください。
何故かというと、友達関係が絡んでいるケースがあるからです。仲良しごっこの延長線で塾を選ぶと、プラスの影響が少ないことがほとんどです!
a.ライバル心が強く、自分の考えを貫けるタイプのお子さんの場合→クラス指導の塾選びが最適!
他人と競い合うことで自分を高めるタイプには、ライバルが明確化できるクラス指導の塾、なおかつ学力別で3クラス以上あるところがよいでしょう。
ただし、次の問題点がある場合は、その限りではありません。
1.部活動の関係で、時間的に塾選びが困難な場合。(欠席多く、塾費の無駄!)
2.クラスで孤立しやすく、いじめを受けやすいタイプの場合。
3.身体的に人ごみを避けたほうが良い場合。
b.大人数だと、埋没しやすく内弁慶型のお子さんの場合→個別指導の塾選びが最適!
家庭教師でもよさそうですが、他人と合わせつつ個性を磨くには、1:2個別が妥当です。1:1では我儘になりそうに感じたら、個別にしてみてください。
c.周りに迎合しやすく流されやすいお子さんの場合→個別指導の塾選びか家庭教師選び
クラス指導には向きませんね。周りが騒ぐと自分も騒ぐ、周りが勉強しないと自分もしない。という生徒を私は数多く見ています。1人で話をするといい子でも、周りの雰囲気に融合されやすいと危険です。
ただ、孟母三遷のたとえもありますから、周りがみな勉強に燃えている塾を選ぶなら別です。
では、親御さんの立場で考えると、どうなるでしょうか?「つぎへ」から②へ入ってください。