・第5話 そして、新年度へ…
安達(A):ところで、長山先生? お隣さんとはうまくやっているのですか?

長山(A):ああっ? M光義塾さんですか。一言でいうと普通です。仲がいい訳でもなく、悪くもなく。いちおう同業者ですので、ライバル関係であるとは思っています。
私が嫌なので、ウチでM光さんの悪口は絶対言いません。古巣の大手塾時代からそうでしたから。
でも、安達さん。北海道では古巣の方は、なんか悪口合戦に率先して参入しているらしいですね。
(A):残念ながらそうですね。R会・HZ会とS英予備校の三つ巴の口撃合戦には、消費者もかなり閉口しています。こんな調子じゃ、信頼を簡単に失うことぐらい気付いてほしいんですけどね~。
ところで、「仲がいい訳でもなく、悪くもなく。」と言いますと、どのくらいの関係なのですか。ブログでもたまにお隣のことを書いたりしていますよね…。
(N):定期試験範囲や入試に関する情報(塾生の個人情報ではありません)はお互いに相手がつかんでないようなら教えています。
生徒のレベルですが、初年度は、となりに高い生徒が行っていて、うちに底辺層が来ていたのですが、少しづつ変化して、今年はうちにレベルが上の生徒が来ています。
塾生数も初年度は圧倒的にM光さんだったのですが、今年あたりでは、中学生だけだと似たような数になっているような気がします。うちが高校生を受け入れてないし、M光さんは高校生結構いるみたいなので、トータルの数ではM光さんのほうが2倍くらいはいるのではないでしょうか、正確な数はわかりませんが…。
ブログの中にM光さんのことを取り上げるのは、私が問い合わせの方から
「お宅も個別指導やってるんですよね?」
と聞かれ、それに答えることが面倒になったからですよ。
(A):えっ! そうすると、個別指導は今はやってないんですか?
(N):実は、当分の間、個別指導はしないことにしたのです。理由は、塾生が増え、私の力量で今のスタイルの授業をまわして行けなくなったからです。
それが今回の定期試験結果にも現われており、生徒やご父母には大変申し訳なく感じています。しかも、「私が考える最良の指導」からは程遠いものになってました。
それで、これからは当分、授業は集団指導[説明]+個人別演習で行わせていただき、学力の差は演習問題のレベルや量を変える事により対応していきます。
(A)つまり、2008年の指導の中で、また新たに考えるところがあったということなのですね。
(N):外部にこびると、我儘な親がやってきて苦しめられます。それは、3年目の後半に目覚めました。その時から時間割はすべて内部生のために組むようしました。
内部生にとって通いやすい時間割、外部生はその隙間を埋める形で募集します。
個別指導に慣れている親はこちらで提案する時間割には合わせられないため、一部変更を要求してきますが、塾生に不便になるものはすべて却下です。我儘な外部の申し込みを断ってでも、塾生の時間割を守る、とにかく今いる人が大事、前からいる人が大事です。
後から来るひとは今の時間割に合わせてもらう、今はこの方針を徹底しています。
(A):ありがとうございます。それでは、2009年度に向けてStudy Gymはどんな指導を心掛けていくのか、教えてください。
(N):大まかに、3つの目標があります。
(1)本物の力をつける。
最近、定期試験の得点は高いけれども、模試や実力試験の得点が極端に低い生徒をよく見かけるようになりました。
それらの生徒は、多かれ少なかれ邪道な勉強をしています。例えば、どこかから定期試験の過去問を入手し、それのみを一生懸命練習するとか。あるいは、学校のワークをやり、わからないところは、学習内容を理解しようするのでなく、ワークの答えを暗記して点を取るわけです。
確かにそれでも定期試験の点数は取れるかもしれません。しかし、入試問題はそうはいかないでしょう。
こんな勉強しかしてない生徒は、例外なく入試前に苦しみます。不合格者も多く出るのです。
宮城県も昔は今より、内申点を重視していました。だから、そんな形で定期試験の点数をそろえ、先生にゴマをすり、内申点を上げてもらい、推薦で高校に入ろうとする生徒がよくいたわけです。
しかし、そういった生徒は、実力が伴っていません。高校に入ってから付いてゆけないというか指導の妨げにさえなっているため、高校でもだんだん採らなくなっています。
つまり意味がないのです。そんな勉強は絶対にさせません。
来てくれた生徒たちに、『この塾に来て良かった。』と言ってもらえるような運営をすることです。
生徒の力をつけるために、新しいアイデアを考えることは怠らないし、必要と考えたことは、できるだけ早く実行に移ようにします。学力で差別しないし、真摯に学力向上に取り組んでくれる生徒に対しては、どこまでも応援します。
(3)共に試練を乗り越える
受験勉強は人を作っていきます。この辛い勉強を共に戦うことで、生徒一人ひとりが成長していくことに関わっていきたいですね。それが自分の使命であり、存在する意味であると考えています。
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……、その後、我がHPの感想とか、故藤井氏の話などの雑談をしつつ、今回の取材は終わりました。
Study Gym。確かに、できて4~5年の個人塾といえばそれまでですが、そこにはこれから大きく成長していく正しい塾の姿がありました。
帰りがけに、僕は長山先生に次のような、励ましの言葉をかけてみました。
「先生の考えが、宮城県に大きく広まるように、会場をいっぱい出してください。」
でも、長山先生の答えはこうでした…。
「会場を増やすことによって、指導の質を下げるようなことはしたくありません。今いる生徒たちをしっかりと鍛えることが私の使命ですから…。」
(おわり)
・「Study Gym」ブログは、左記のリンクから見ることができます。
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(2)とにかく塾生が大事