ホントなら(1-5)を書く予定なのですが、次回にまわさせていただきます。表題の行事等もあり、更新が遅れたことも皆さんにお詫び申し上げます。
藤井氏の存在の大きさは、月日を重ねるにつれて大きくなる。そんな気がする毎日を送っています。法要に出席して改めて思い知らされましたね。それだけに、楽しみにしていた“篤姫”の最終回を観ることなく天に旅立った彼のことを思うと、残念な思いがします。
「ネットの常識、社会の非常識」という事実を知らないある若者が、結果的に彼の余命を奪ったことには、いまだ腹立たしい思いがあり、なかなか許す気にはなれません。そんな人物が、自分は立派な塾講師のふりをしながら日々指導をしている。その事実には、憤りすら覚えます。
ところで、「ネットの常識、社会の非常識」にかかわるある事件が昨日明るみに出ましたので、今回はその記事に対してコメントをすることにします。
★芸能人ブログを集中攻撃、「炎上」させる…18人立件へ
「殺人犯」などと事実無根の書き込みが繰り返されたという。警察庁によると、「炎上」と呼ばれる現象を引き起こす集団攻撃の一斉摘発は初めて。匿名を背景にエスカレートするネット世界の“暴力”に歯止めをかける狙いがある。
警視庁関係者によると、18人は大阪府高槻市の国立大職員の男(45)、千葉県松戸市の男(35)、札幌市の女子高校生(17)ら。すでに自宅などを捜索してパソコンや携帯電話のデータを押収、近く同容疑で書類送検する。
被害に遭ったのは、テレビのお笑い番組などで活躍していた男性で、18人は昨年1~4月、男性が開設したブログ上で、少年4人が殺人罪などで実刑判決を受けた東京・足立区の女子高生コンクリート詰め殺人(1989年)に、男性が関与したといういわれなき中傷をした疑い。「人殺しが何で芸人やるんだ」「死ね、犯人のくせに」「てめえは何をしたと思ってるんだ」--などの書き込みが、この短期間に数百件に上ったという。
きっかけは約10年前、所属芸能事務所が「足立区出身の元不良」とのうたい文句で男性を売り出したこと。その後、インターネットの掲示板に、男性を犯人扱いする書き込みが始まった。所属事務所は2002年、ホームページ上で「事件とは全く無関係」と告知したが、効果はなかった。
男性のブログは中傷を消しても消しても、後から書き込まれる状態が続き、昨年4月、男性はブログを書き込み禁止にするとともに、「タレントとしての名誉が著しく傷つき、芸能活動に重大な支障が生じた」として、中野署に被害届を提出した。
警視庁で通信記録を調べたところ、数十人が書き込みをしており、その中から執拗に悪質な書き込みを繰り返していた18人を特定した。
ネット上での中傷被害は年々増加しており、警察庁によると、全国の警察への被害相談件数は07年、過去最高の8871件。08年も上半期だけで5482件に上っている。
出典: 『読売新聞』2009年2月5日付
記事の中にあるほとんどの人物は、罪の意識すらなく書き込みを繰り返していたそうです。そもそも匿名で、誹謗中傷を繰り返すことくらい常識で考えておかしいことくらい気付かないのでしょうか。
相手の反論が予想される内容なら、自らの身分を明かした上で 意見を言うのが当たり前なのに、ネット社会ではそれが麻痺した人間が多すぎます。
私達の「北海道の塾考察-第1部」では、さまざまな大手塾の問題点を浮き彫りにする内容で100回の記事を記載しましたが、それは誹謗中傷とは異なるものです。取材した事実に基づいた考察と、業界を正常化するための指針を盛り込んだ内容として世に送り出してきました。
メール等で意見をいただいた方々は、それを理解していただき「こういった提言のあるHPは、必ず何らかの動きにつながって、業界の活性化につながるでしょう。」という意見も頂きました。
また、掲載した大手塾の関係者からも「このような中立の視点で業界を切るのはむしろよいことです。楽しみに毎回読んでますよ。」とも意見をいただいていました。
最も非難的に書いたかも知れない塾の関係者がそう受け止めてくれたことは、HPの方向性が正しかったと私達に勇気を与えてくれました。
しかし、コメント欄を開設した一部の回ではその意図を理解しようとせずに、藤井に対する中傷を繰り返した者が存在し、結果的にコメント欄の閉鎖および藤井の余命を奪うことに結びついたのです。
ネット上の麻痺した感覚で物事を考える輩は、この事件を重く受け止めてほしいものです。私たちのように、私教育のあり方を考える者に、匿名で誹謗中傷をするなら、いつかはその刃が自分に返ってくることをこの事件を通して理解してほしいものです。
そして…、その間違った感性をもった人間が未来をしょって立つ子供たちを指導しているとしたら…。この話は次回です。
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