★稚内高 点検ミスで不合格 受験生1人を合格に
道教委は26日、今月4日に実施した稚内高校全日制(藤田高峰校長)の入学試験で、本来は第二志望の学科に合格していた受験生一人を誤って不合格にしていたと発表した。高校が入学願書の点検不備を認め、受験生の成績が合格水準に達していたため、25日、本人に合格通知書を渡した。
稚内高の受験学科には普通科と衛生看護科があり、この受験生は願書で第一志望を普通科、第二志望を衛生看護科と記入し、普通科で不合格となった。
この場合でも、第二志望の衛生看護科で欠員が生じたため合格できたが、高校が入学願書の第二志望の記入を見落としたため、同科も不合格となった。
この受験生は、二次募集で衛生看護科の受験を希望。出願できるかを中学校を通じて高校に問い合わせ、高校が再確認して見落としが判明した。高校は25日夜、本人に謝罪した。
松浦宣美教頭は「受験生に精神的な苦痛を与えたことをおわびしたい。今後はこのようなことが起きないようにしたい」と話している。
道教委はこの合格によっても、稚内高校衛生看護科の二次募集の募集人員は、24日発表時の11人で変更しないとしている。
出典:『北海道新聞』2009年3月26日付
昨年の帯広三条高校における、合格者受験番号一覧の掲示ミスに続く、高校サイドでの対応の不手際ですね。
こういう話を聞くたびに感じるのが、受験生を受け入れる高校側に、生徒個々の将来や人生に責任を担っているという姿勢の欠如というか、機械的な業務として受検を考えているというというか、とにかく人が関与する温かみが感じられないことですね。
受け入れる高校側や送り出す中学校・学習塾にとってはたかが受験なのでしょうけども、一人の受験生にとっては人生の中の非常に重要な行事なのです。
安易な分析でボーダーラインを設定し、全道の受験生に混乱の渦を巻き起こした大手塾然り、上記の高校然り、もっと生徒本意で教育を考えてほしいものです。