★平均倍率1.03倍 公立高出願状況 札幌近郊、定員割れも
道教委は27日、2009年度公立高入試の当初出願状況(26日現在)を発表した。全日、定時制を合わせた募集人員42,130人(一般入試の出願期間が異なる有朋高を除く)に対し、出願者は43,569人で、平均倍率は1.03倍、前年度を0.03ポイント下回り過去10年で最も低かった。
石狩管内は今回から従来の7学区が1学区に統合されたが、札幌市内の高校の多くは、前年度に比べ倍率は大きく変動しなかった。ただ、江別、大麻(江別市)、北広島の3校が定員を割り込むなど札幌近郊の受験生が前年度まで学区外だった札幌市内の高校に流出する傾向が見られた。
また、今回から始まった応用力重視の「学校裁量問題」を採用する各地の難関校の多くで、倍率が前年度より微減し、受験生の安全志向がうかがえる。同じく今回から認められた農業、水産高校への道外からの推薦入学には、3校に計11人が出願した。
中学卒業者の減少に伴い、全体の募集人員は前年度から1600人減った。平均倍率は全日制が1.06倍(前年度1.09倍)、定時制が0.59倍(同0.59倍)。
全日制で倍率が1.5倍を超えたのは、普通科が札幌真栄、札幌清田(グローバル)、七飯、鷹栖の4校で前年度より1校減。専門学科は2校2学科(前年度4校4学科)、職業学科は15校23学科(同16校19学科)。道内の最高は旭川工業の工業化学科の2.2倍だった。
全日制で出願者が募集人員を下回ったのは普通科が全体の58%にあたる100校(同94校)、専門学科は3校3学科(同2校2学科)、職業学科は62校93学科(同60校88学科)、総合学科7校(同6校)。
出願変更の受け付けは、28日から2月3日午後4時まで。道教委は変更後の状況を13日、推薦入試の合格内定者が決まった後の最終状況を27日に発表する。学力検査は3月4日、合格発表は17日。
出典:『北海道新聞』2009年1月27日付
札幌圏の石狩1学区化の影響は、巷で予想されたほど大きくはなかったという状況です。東西南北の倍率は、4校とも前年より下がっているか、横ばいですし、旧4学区の北陵高校や市外の北広島・大麻においては定員割れという現象も起きています。
さて、いったいどこに集まったのかというと意外にも、清田・開成などの市立高校なのです。
わりとバランスよい分布状況となったのは各中学校の進路指導がうまくいったと評価すべきなのでしょうが、石橋をたたいても渡らない的な厳しい指導もあり、それが北陵高校の定員割れに結びついたのでしょうね。
なお、出願状況の詳細を知りたい方は『北海道教育委員会』のHPにアクセスしてみてください。