★秀英予備校の4-6月決算、費用かさみ赤字に
秀英予備校の四半期決算(4-6月)は、売上高が26億3,400万円、経常損益は▲7億8,000万円、最終損益は▲4億7,200万円だった。
生徒数は堅調だったが、授業料の単価が下がり売上高はほぼ前年並みに推移。夏休み以降に生徒数が大きく増加するため、春は費用がかさみ経常・最終赤字となった。
昨年秋から連結決算となったため、前年実績との比較はできない(▲はマイナス)。
出典:『全国私塾情報センター』2008年8月24日 掲載
新規開拓を行っている期間中に、赤字を献上するケースは塾業界としてよくある話です。ただ、生徒数は問題ないのに月謝収入が伸びていないのは、いかに新規開講地域において月謝ダンピングを行っているかの証明でしょう。
北海道や宮城県進出時は、御膝元の静岡県よりかなり低価格に設定したようですので、校舎などの設備投資をした分を賄うには不十分であったということでしょう。
ただし、記事にもあるように秀英予備校は、8月以降に塾継続生数が伸びるような運営方針を取っていますので、7-9月決算では赤字幅を圧縮してくるのではないでしょうか(あくまでも圧縮でしょう)。
個人的な雑感ですが、秀英予備校の北海道進出は失敗だったような気がします。塾継続生数こそ発表になっていませんが、2008年度の著名高の合格実績は前年よりマイナスのところがありますから、地域に浸透してるとは言えないでしょう。
特に、旭川は苦戦していますね。これは札幌のような塾乱立地域ならともかく、旭川練成会・北大学力増進会の2道内大手塾でシェアを70%近く占めている地域では認知されなかったということでしょう。
秀英予備校は、道内の他地域にも進出する予定があったはずですが、旭川での苦戦がその計画にブレーキをかけているようです。