こんにちは、新管理人の安達です。藤井からのバトンタッチはどこでしようかと考えていました。そこで更新度の低いここからスタートしてみようと……。
先日、ある地域塾の塾長さんとお話ししたのですが、そこで話題になったのが11月3日実施の北海道学力コンクールのことでした。今回の総受験者数は9,167名でうち石狩管内は5,969名です。つまり、石狩管内以外は3,000名程度、道コン自体がもはや石狩以外の地域の進路指標にはならないレベルになっているのです。
その塾長さんも「判定基準が甘すぎる!」と述べていましたので、深刻な問題として各地区とも受け止めているようです。
その原因は言うまでもなく、札幌セミナー以外の練成会グループが離反したことによるものです。離反によってその判定精度が著しく低下していることは言うまでもありません。
ただ、マイルストーンと称する各塾に配布される受験データ冊子には練成会グループが協力する可能性も残されていますので、その状況は来年3月以降の動きを見て判断することが妥当でしょう。
ただ、このような綱渡り的な模試運営では、受験生に直接的な被害が及ぶ可能性もあります。抜本的に模試のあり方を考える時期に来ているのではないでしょうか。
方向性はいくつかあります。
(1)大手3塾実施の模試、道コンに加えて第5の極とも言うべき模試を立ち上げる必要性があるのではないか。
(2)進学舎が練成会グループに働きかけ(大きく譲歩して)、再び以前の体制に戻すことも必要ではないか。
(1)がある程度理想的なのですが、立ち上げる組織がなかなか存在しないのが現状です。(2)も簡単そうに見えますが、進学舎と練成会グループの溝は思いのほか深いようなのです。
そもそもなぜ、練成会グループは道コンから離反したのでしょう。1つは道コンの問題レベルと練成会グループの思惑が一致しなくなくなったことを上げることができます。ひところ(1995~98年頃)、道コンの原稿チェックを練成会グループがしていた時期がありました。作問内容への注文をつけて、練成会グループの思惑に沿ったテストにしようとする意図だったのですが、結局事務局の主張もあり、結果的には不調でした。
講習後の入会に結び付けたい練成会グループとテストの格付けにこだわる進学舎とでは意見が一致するわけはありませんし、練成会グループの他の要求も進学舎は拒否します。
結果、我田引水的な模試「北海道統一模試」を練成会グループは立ち上げるわけです。
この「北海道統一模試」の問題レベルに関しては、他塾の関係者から疑問符をつけられています。ようするに易しすぎて本当の意味で受験生のためにならないという意見が主流なのです。
では、他の大手2塾の模試はどうかというと、秀英予備校のものは北海道ナイズされていない欠点があり、北大学力増進会のものは、質はともかく受験人数が少なすぎるのでデータ精査には役立ちません。
つまり、北海道で実施されている4つの模試はどれをとっても欠陥が多いというのが現状なのです。
では、どうすることがよいのか。第3の案がないわけでもありません。ただ、進学舎が本気で北海道の生徒のことを考えるかどうかにその案の実現性はかかってきます。次回に、その提案についてお話しさせていただきます。
※この記事を読んでいる皆さんはどうお考えですか?ご意見ありましたら、コメントをお願いいたします。
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