(1)中学校数学
①中1
◎2009年度…数の集合と四則計算の可能性、文字を用いた式による表現や読み取り、不等式、平行移動・対称移動・回転移動、球の表面積と体積、関数関係の意味、資料の散らばりと代表値
※週時間数を3時間から4時間へ(2010年度以降同じ)
◎2010年度…新規追加事項はなく、2009年度内容の継続
②中2
◎2009年度…円周角と中心角の関係を削除(中3へ移行)、先行実施はなし。
※週時間数は3時間と変更なし(2010年度以降同じ)
◎2010年度…先行実施はなし。
③中3
◎2009年度…先行実施はなし。(週時間数も変更なし)
◎2010年度…解の公式を用いた二次方程式の解法、有理数・無理数、相似な図形の面積比と体積比、円周角と中心角の関係、いろいろな事象と関数、標本調査
※週時間数を3時間から4時間へ(2011年度以降同じ)
(2)中学校理科
①中1
◎2009年度…力とばねの伸び、重さと質量の違い、水圧・浮力(アルキメデスの原理は含まず)、粒子のモデルとその運動、種子を作らない植物の仲間、断層
※週時間数は3時間と変更なし(2010年度以降同じ)
◎2010~2011年度…新規追加事項はなく、2009年度内容の継続
②中2
◎2009年度…先行実施はなし。(週時間数も変更なし)
◎2010~2011年度…電流が電子の流れであること、電力量、熱量、直流と交流の違い、酸化と還元(中3より移行)、化学変化と熱、生物と細胞、無脊椎動物の仲間、生物の変遷と進化、日本の天気の特徴、地球の大きさや大気の厚さ
※週時間数を3時間から4時間へ(2011年度以降同じ)
③中3
◎2009~2010年度…力学的エネルギー、水溶液とイオン、電子と原子核、陽子・中性子、イオン式、遺伝の規則性と遺伝子・DNA、月の運動と見え方
※週時間数は2.3時間から3時間へ(2010年度まで)
◎2011年度…力のつり合い、力学的エネルギーの保存、化学変化と電池、酸・アルカリとイオン、熱の伝わり方、エネルギー変換効率、放射線の性質と利用、自然環境の保全と科学技術の利用、地球規模でのプレートの動き
※週時間数を3時間から4時間へ(2012年度以降同じ)
→理科の移行措置が新学習指導要領完全実施の2011年度にまたがるのは、教科書の構成上(第1分野上下、第2分野上下の4冊)、中3での新規教科書配布がないためである。
以上のような流れで移行措置は進んでいきます。新聞報道では、2009年度より中3理科「物質とイオン」が完全実施であるかのように告知されていますが、実際は前半の「水溶液とイオン」が先行し、2011年度より「化学電池」「酸・アルカリと中和」が追加される流れになっています。
この段階的な実施の背景は、中3理科の週当たりの時間数を2.3時間から4時間へと大幅アップさせることを段階的に実施することが理由のようです。

