今年の1月21日に第1回が掲載された「道内学習塾の生き残り戦争」も100回目の今回(12月31日)を持って終了させていただきます。本来なら、年明けの20日に終了させようとも考えたのですが、どうも新年のご挨拶をする心境にはなれないもので、年内終了とさせていただきました。
1~39回までは、藤井による考察を記載し、40回以降、藤井を安達と離脱した土井の2名でサポートし、そして90回からは安達が藤井の残した文章をもとに再構成する形で今日を迎えました。
今振り返ると、章ごとに出来不出来はあります。序盤の1、2章はともかくとして、藤井の携わった4章・6章、共著の8章・終章と、偶数章の方が内容は濃かったように思えます。ただ、終盤の9章だけは強固に反対すべきだったと悔いが残ります。
さて、このブログで紹介し続けた大手3塾なのですが、現在のところそろって赤字決算のようで、ある大手塾はメインバンクの管理企業となり業務内容もかなり監査されているとの情報もあります。
つまりここ5年ほどで、倒産するもしくは買収される可能性をはらんだ塾もあるということなのです。そうならない様に企業体質を改善してほしいものですが…。
私も藤井も大手塾が倒産することは望んでいません。そんなことが起きると、私教育空白地域が道内に発生するからです。
実のところ、道内の教育界において、問題なのは私教育ではなく公教育なのです。その補完をなす私教育が存在しなくなることは恐ろしいことです。しかし、それを盾に利益第一主義の塾が蔓延ることもよいことではありません。
for student, for parents, for community.
この3つで満たされた塾が、どんどん輪を広げていけばよいと思っています。
ちなみに、生前の藤井は私教育に対する夢を次のように語っていました。
“確かに、北海道の教育レベルは全国学力テストの結果をみるまでもなく低すぎる。しかも、公教育にはそれを改善する力など微塵もない!だから質の良い私教育が必要なんだ!
安達くん、今の塾が少しでも良くなれば北海道の学力レベルはきっと向上するよ!そうして、北海道から全国いや全世界を動かすような大人物を多数輩出するようになればいいんだ。これからの北海道の産業は人材だよ。”
この想いを達成するには、塾が努力すればいいだけではありません。こうして彼とともにHPに携わった私も、彼の夢実現のために、できる限りの努力をしていきます。
最後に、この連載の期間中、さまざまな方から便りをいただいていました 。その中から、僕も藤井も感動したある学生講師の方からの便りの一部をご紹介します。
「このサイトを見て、塾のあるべき姿を僕なりに模索するきっかけを頂けたと思っています。今後の私教育が変わるように、僕も微力ながら力になれたらなと思います。」
このサイトの開設目的のひとつは、読者の方々へ情報発信する中で、それぞれがいろいろな視点や立場で塾のことを深く考えるきっかけになってもらえればということでした。この方の一文で、少しは役立ったかなと思っています。
連載期間中、さまざまな情報をいただいた皆様、どうもありがとうございます。
塾経営者と言う視点から、助言頂いた皆様、どうもありがとうございます。
いろいろな助言や企画に協力頂いた「羊蹄学園大学社会学部講義集」佐山さん、本当にお世話になりました。ありがとうございます。
これだけきわどい内容なのに、誤内容以外の指摘をせず、読者に徹してくれたHZ会の役員の方、ありがとうございます。
そして…、これだけのメッセージを残してくれた藤井君。安らかに…。
(第1部完)
▲第2部は、1月5日ごろサイトオープンします。フロントページにご注目ください。
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