過去最大の長さで続いてきた8章も、今回で終了いたします。思えば、教育論から始まって家庭教師の現状、個別指導の理想などを長々と語ってまいりましたが、結局のところ出口がはっきりしない章だったような気がします。
私達は、個別指導は独立した塾形態ではなく、さまざまな指導選択肢の一つと考えています。ところが、個別指導塾のチラシを見比べてみると、集団指導塾の否定から個別指導の良さをアピールする塾がほとんどのため、本当に生徒のことを考えて発言しているのか、疑問になることが多々あるのです。
きっかけ。起業のきっかけは様々あったにしても、今、向き合っている生徒たちに対して最大限よいことをしようとして塾を運営しているのかどうか。それが、前述の塾チラシからは見えてこないのです。
楽に金もうけできるから個別指導塾を選んだ方々、集団指導よりも運営しやすい面を選んだ大手塾の経営者たち。そんな人たちから、子供たちに何をするか。それが見えてきません。
ただ、救いがあったのも事実です。北見志学会のように真に生徒たちを育む姿勢に共感する塾が増えつつあります。この8章を連載中に、そういった塾を経営なさっている方々とA君が話す機会があり、A君はある手ごたえを感じたようです。
「藤井さん、結構頑張っている塾が道内にいっぱいありますよ。これからは、我々はそういう前向きな塾を応援していかないと、ただの愚痴HPになっちゃいますね。」
と、A君に云われました。
まだまだ、北海道の私塾は捨てたもんじゃない。そういう風に消費者の方々に思ってもらわないと悲しすぎます。
同時に、間違った方向に進みつつある大手塾を駆逐することも必要と思っています。前回で書いたHZ会のような杜撰塾は当然として、個別指導に集団指導のノウハウを生かそうとしないR会にも問題はあります。
私達の考え方は100%正しいとは思ってはいません。ただ、問題提起をする中で様々な考え方を消費者の方々に持っていただきたい。盲目的に名の知れた塾を選ぶという考えだけはやめてほしい。
特に、個別指導塾はそういった危険性をはらんでいると思うのです。名前は立派だがFC塾では大したことをしていない現状など、わかってもらいたいものです。
個別指導と集団指導がころ合いよく融合された塾が増えれば、また違った視点でこの章の続きをやってみたいと考えています。
次回は、9章…ではなく、お約束(?)の8.5章を3回ほどやります。8.5章では例によって、塾情報の提供をしますので楽しみにしてください。
あ、忘れてた!緊急特別企画もあります!!
11月18日(火)に『羊蹄学園大学社会学部講義集』さんと同時掲載でやります。両HPを読み比べながら楽しんでみてください。
ちなみに9章は、今までと趣がガラッと違う内容にします。語るのは私たちではなく、皆さんかも?
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