2003年春の、R会“円周率”開校は、R会グループ全体のプロジェクトではなく(株)R主導で実施されたことはご存知の方も多いと思います。
この件に関しては、当HPをご覧になっている多くの塾関係の方からも、ある疑問が寄せられていました。もちろん、私たちもそうです。
何かと申しますと、R会グループでは札幌圏はSセミナー、他地域は(株)Rという地域割が存在していたのにも関わらず、“円周率”開校にはSセミナーがほぼノータッチということです。
実際、円周率開校の翌年に実施されたT進衛星予備校の運営では、Sセミナーが札幌圏、R会が他地域というのが通例どおり守られ、四谷大塚NETも札幌市内はSセミナー、他地区はR会となっていますから、なぜ円周率だけ違うのか疑問に思うわけです。
私達が調べたところによると、どうやらその当時のR会とSセミナーの連携はかなり険悪な状態であったとのことです。詳しくは別章にて記載しますので、この場では言及しませんが、ともかくSセミナーの集団塾継続生を円周率が取り込むという手法は取れなかったのです。
本来なら、集団塾部門と連携しながら個別部門を立ち上げるのが常道と私は考えます。その方が、受講する生徒にとっても有益であるのは、この章の前半でも述べた通りです。しかし、R会はそれができなかったわけですから、個別指導部門独自で質の向上を目指すしかなかったのです。
R会は、札幌市内の各円周率の教室責任者に全道各地のR会の精鋭講師を集めて立ち上げます。また、個別指導部門の統括にはR会代表の隠し玉とも言うべき腹心のK氏を任命し、万全を期します。
他塾との差別化で行ったことは教室環境の充実というR会の定番手法のほかに、アルバイト講師の研修強化を上げることができます。教室責任者に精鋭講師を配しただけではなく、研修用DVDの導入や先輩講師(アルバイト)からのレクチャーなど、研修に力を入れて運営するのです。
もちろん、時給面も配慮があり、リーダー的な講師の時給は1700円程度まで跳ね上がります。それなら、勤める側も納得いくのではないでしょうか。
さて、円周率に関しては、羊蹄学園大学社会学部講義集によると、割と評判がいいというお話です。ただし、そう語っているのが“(株)進学舎”(道コン事務局)なので、信憑性はかなり怪しいものと私達は考えています。
ご存知のように、本年度よりR会は道コンから完全に離脱し、独自の模試を実施し始めました。その結果、夏の中3道コンにおいて前年比4000~5000名の受験者減となっているのです。この状況は、模試自体のデータ精査上、大きな問題になるわけですから、進学舎はR会に媚を売って、なんとか再受験を促すための策の一環としか考えられません。
現に、一部父母からは円周率に対する不満も聞いています。理由なき担当変更が多いという点です。これは、開校1年後に、教室責任者が授業を受け持つことを禁止する通達が出た事によるものらしいですが、アルバイト講師の定着率もそれほど高くないことも理由の1つのようです。まあ、ぬるま湯のような他個別指導塾から見ると、厳しいのは事実みたいですから…。
ただ、非常に残念なことに札幌圏における大手系個別指導塾の中では、円周率は評判はよい方なのは事実です。言いかえれば、他の個別指導塾がいかにお粗末であるかということを物語っているのです。
同時期に開校したHZ会のS個別指導は……、かなり杜撰です。
その辺のことは、次回でお話しします。
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